白菜プロジェクトでお世話になっている、明成高等学校調理科・小牛田高等学園園芸班の生徒さんや先生方に加えて、塩竃市立浦戸小学校・仙台市立大倉小学校・南陽市立梨郷小学校の生徒さん先生方、総勢約50名で、塩竃の浦戸諸島にある野々島で白菜の種採りを行いました。
白菜はどこからきたの?白菜の花はどれ?白菜の種のかたちは?とクイズ形式で仙台白菜の歴史を学んでから、実際に畑まで行って種を採りました。野々島にある浦戸小学校の生徒さんは、実際白菜の種を植えて勉強しているので、白菜のクイズはみんな積極的に答えていました。私自身が、白菜について勉強を始めたのが昨年からなので、まだまだ知識が浅いのですが、生徒さんが積極的に学ぶ姿がとても素敵なことだなと思ってみなさんを眺めていました。
野々島では何十年も前から、白菜の種の採取を行っており、島に在住されているベテランの渡辺さんと鈴木さんにお手本を見せてもらいました。炎天下の中、生徒さんや先生方みんなで一生懸命種を採りました。白菜の種はとっても小さいのに、たった一粒で白菜1玉が出来上がるのです。小さな小さなひと房に、種が約20粒入っています。今回採取した種は、かなりの量になりました。乾燥した房を手でもみながら茎からとってふるいにかけると、種だけを採取することができます。
食育では、ただ食べることだけではなく、先人が苦労して出来上がったものを、現在の私たちがおいしく頂けるということを学ぶということが、とても大切なことだと実感しました。その白菜で、蜂屋食品も白菜餃子を作っていますが、少しでもその学びにお役に立てればと思っています。
はちやの餃子(蜂屋食品株式会社) 担当:蜂屋亜津紗
〒985−0011
宮城県塩釜市貞山通3丁目3ー27
TEL:022−364−8211/FAX:022−366−7605