今年も、昨年に引き続き、わが母校塩釜三小に桜島大根が届けられました。
東京のK西様からのプレゼントでございます。
K西様は、小瀬菜大根つながりのご縁で非常にお世話になっている方、
今回も何とお礼を言っていいのやら、本当にありがとうございます。
今回は、三小に直送されたので、教頭先生にごあいさつしながら、今年の桜島大根を
見に行って来ました。
↑今年はちょっと小ぶりのようですが、それにしても大きい(*^。^*)
↑今回は、桜島の火山石と、火山灰も一緒に送られてきました。
(教頭先生いわく、高学年向けの教材にしたいとのこと)
K西さんから三小へのFAXには、桜島大根への熱い思いが込められておりました。
(以下、一部抜粋)
昨期も桜島火山活動活発化により、大量の降灰がありましたが、今期はその倍量位の火山灰となり、
墳石の飛来も広範囲になりました。このため、近年で最も不作になりました。
降り続く灰のため、生育期の葉が灰をかぶり、この時点で相当ダメージを受け、個体数が減りました。
本種の栽培地は麓や斜面にあり、灌漑設備・水道等のない場所で、葉に積もった灰を洗い流すのも、
下から軽トラに水を積み運び上げなければなりません。例年本種栽培でほとんど利益の出ない現状下、
ますます生産者にとり、厳しいものがあり、このままでは来期の生産は先が見通せないのではないかと
考えます。岩や石の多い、アルカリ土壌の栽培地に沢山の灰で強アルカリの環境に他の作物を植える
ことも出来ません。(こういう所では、本種と桜島小ミカンしか育ちません)。
今回、生産者を悩ます火山灰と噴石も一緒に送ってもらうようお願いしています。現物、またご覧下さい。
ちょうど一年前、近くにある、同じ火山帯の新燃岳が予知できず突然噴火し、桜島の爆発回数も最大と
なったため、この一月全島民(陸続きになっていますので正確には島ではありません。全地域民という表現
が一番かも)4500名が、対岸の市中心部へフェリーやヘリで避難する訓練を初めて実施した程、桜島の
活動が盛んになっています。
以上、今の桜島のことについて述べさせていただきました。
さて、宮城では昨秋頃から最近まで郷土の伝統野菜「松島白菜(仙台白菜)」の話題があり、河北紙の連載企画
でこの白菜が改めて周知され、大変良かったと思います。
もっと古くから存在する加美町の「小瀬菜大根」の再認識にいつかつながって行くことが出来たら・・・と今後
願っています。
ともあれ、個性の強い(生徒さんたちの興味を引くことの出来る)桜島大根でまず伝統野菜の学習をして戴き、
知識の基礎を造ることも大事だと思います。
是非九州の南端からはるばる届けられる活きた教材で生徒さんたちに印象に残る授業をよろしくお願い申し上げます。(残念ながら、鹿児島市内の学校での本種活用例はほとんどありません。身近に在り過ぎて教材としての利用がないのです)
・・・・・・・・・。
(以上)
三小の子供たち、良い勉強になったかな(*^。^*)。
(はちやの餃子)
営業時間: 10:00~18:00 休日: 日曜・祝日 電話番号: 022-364-8211 FAX: 022-366-7605 住所: 〒985-0011 宮城県塩釜市貞山通3丁目3-27 駐車場: 有り
おいしい餃子のHP: http://www.hachiya-foods.co.jp/ Email: info☆hachiya-foods.co.jp (☆を@に変えてお送りください)