餃子の焼き方は、一般的に油をしいて水を入れて、また最後に油を少し入れるという方法になるかと思いますが、みなさんは毎回上手に焼いていらっしゃいますか?

 

よく、「どうしたらうまく焼けますか?」というご質問を受けますが、よくよくお話をお聞きすると、火加減の調節が十分でないのかなと思います。

 

あまり火を弱くしてしまうと、餃子の皮が長いことグツグツとお湯にさらされ、仕上がりがべちゃべちゃになってしまい、皮が軟らかくなった分、形が崩れやすくなってしまいます。

 

大事な肉汁もなくなり、せっかくのおいしい餃子も台無しになってしまいます。

 

餃子の形もなくなってお皿にのっているのを見ると、テンション下がりますよね。

 

そんな悩みを抱えた方をお助けするべく、餃子をおいしく食べていただくための、焼き方をお教えしますね。

 

〈餃子を上手に焼く方法〉

1.フライパンを強めの火で熱します。

 

2.フライパンが温まってきたら、油を少量しきます。

その後、餃子をフライパンに並べてください。

*このとき、餃子同士がくっつかないように、少し間隔をあけて並べてください。

 

3.並べた後、熱湯を餃子が半分隠れるくらいまで入れて、ふたをしてください。

このときも、火加減は強めのままです。

*水よりも熱湯のほうが、早く蒸されます。熱湯を入れるときも、餃子にかかるように入れてください。

 

4.熱湯を入れてから約5~6分ほど蒸焼きにすると、グツグツと沸騰していたお湯の音から、パチパチと水分が跳ね返る音に変わります。そうしたら、最後に少量の油をさしてください。油をさしてから、約1分間ふたをして焼きます。

 

5.ひとつ焼き色を確認して、こげめがついていれば出来上がりです。もう少しという場合は、少し時間をおいてください。

 

調理中はずっと強めの火加減となります。弱火のほうがかえって失敗してしまうので、思いきって火加減は強めにしましょう。

 

また、フライパンの種類や大きさ、深さ、そのほか水加減でも焼きあがりが微妙に変わってきますので、一概には言えませんが、まずは、あまり火を弱くしないこと、これがコツかと思います。

 

何回かチャレンジすると、きっとコツがつかめるはずです。

 

これまで失敗することが多かったという方、これであなたも焼き方名人になりますよ!

 

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