当店の創業は大正13年、かまぼこづくりから始まりました。そして2代目が戦前満州に赴いた際に、餃子という食べ物を口にし、現地で食べた餃子の味が忘れられず、戦後になってかまぼこに加えて餃子づくりを始めたという経緯がございます。

 

先日、白菜プロジェクトでご一緒させていただいております、明成高等学校調理科の高橋先生から、「酸菜」という白菜を自然発酵させて作る中国東北部の伝統の漬け物を使って作った餃子を、中国(黒龍江省)ご出身のご夫婦が経営されている「長城」さんという仙台にある中華料理店で食べる会があるとわざわざお誘いを頂きました。(白菜プロジェクトの若林区中央市民センターの方々や大学生の方々たちとの新年交流会に、参加させて頂いた形です。)。

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「酸菜」、食べてみると酸味が効いていてさっぱりとしていてとても美味。そのまま食べても美味しい。

それを具材に入れてある餃子を頂いてみたところ、思ったよりも酸味は無かったです。でも美味しい餃子には変わりなし。コシがあってもっちりとした手作りの皮の中にジューシーで濃厚な肉餡と酸菜。さすが本場の味です。お鍋に入れた酸菜鍋もとても美味で、「長城」さんにて、中国東北部の伝統の食をたっぷりと堪能させていただきました。

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 2代目はどのような餃子を満州の地で食べていたのか、今となっては知り得ませんけれども、もしかしたら、今回頂いた「酸菜」が入った餃子を食べていたのかもしれませんね。白菜のつながりで、中国の食文化と共に、2代目にも思いを馳せる事が出来た、大変楽しいひとときでした。高橋先生の有り難いお計らいに感謝です。 

「長城」さん、食べログページはこちら⇨http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4002001/

 

はちやの餃子(蜂屋食品株式会社) 担当:蜂屋和彦

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