創業大正13年。餃子にこだわり60余年、宮城・塩竈から「食卓に笑顔と健康」をお届けするはちやの餃子公式サイトです。


昨日でちょうど一年、私は昨日という日をどのように過ごすべきかと

何日か前から考えておりましたが、やはり家族とともに地元塩釜の実家で、

天皇陛下のお言葉を聞きながら、14時46分という時を過ごしました。

そして、祖母のいる老人福祉施設に行き、塩釜神社に参拝し、先祖の墓参りをし、

ちょうど一年前、石巻から次の日の朝に塩釜に戻ったものの浸水で身動きが取れず、自宅にも

会社にも帰れず、2日目の午前中を過ごしたマックスバリュ塩釜店の屋上に上り、

いろいろなことを考え過ごしました。

この一年、本当にいろいろなことがありました。

先日、尊敬している方から、「貴殿の成長ぶりに舌を巻いた。」と言われました。

自分では成長したかはわかりませんけれど、ふるさとへの想いだったり、

一人ひとりに対しての想いやる気持ちというものは、震災前に比べると全く変わってしまったと思います。

特に、自分の生まれ育った塩釜や、浦戸諸島に対しての気持ちが震災前に比べて

非常に強く想うようになりました。

先日、浦戸諸島の野の島で、いろいろお世話になっている60代の女性の方から、

地盤沈下してしまった土地を1mかさ上げする工事をして住めるようになるのに10年かかると聞きました。

そして、そのことを話題にしている周りのお年寄りたちとこんな会話をしたと伺いました。

「騒いだってしょうがないんだよ、みんな10年たったら、死んでしまうんだから。」

私にとって、本当にショックでした。自分になにも出来ないやりきれなさ。

復興のスピードが遅いというのは、誰の目から見てもわかります。何とかもっとならないものかと

強く思います。

でも、批判しても始まりません。

私たちは、今出来ることをして行かなければいけないと思います。

そのためには、もっと塩釜の人たちとしっかりと連携して共に行動して行かなければ、とも思っております。

いろいろな英知を集め、スピード感を持って、餃子作りがもちろん本業ではありますが、地域の為に

この一年、一緒懸命に励みます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

蜂屋食品株式会社

専務取締役

蜂屋和彦

Instagram

ハッシュタグ「#はちやの餃子」をつけて、ぜひあなたのステキな餃子生活もシェアしてください!

はちやの歴史と想い

日々、心を込めて餃子を作り続けております。

創業大正13年、餃子にこだわり60有余年。

創業大正13年、塩竈で蒲鉾の製造からスタートした当社は、2代目が戦前の満州で食べた餃子の味が忘れられず、餃子を作り始めました。餃子にこだわり続けて60有余年。現在地元みやぎを中心とした、野菜ソムリエである4代目が厳選した野菜を使い、餃子・小籠包にこだわって製造しております。また、食品添加物を一切使用しない(添加物・無添加)餃子の開発販売に取り組む等、新しいことへの挑戦を続けております。美味しい餃子作りを通じて地域のお役に立ち、お客様、生産農家さんや関係する多くの皆様が笑顔になっていただくことが私達の喜びです。[→はちやの歴史]

当店の餃子は、野菜ソムリエ厳選の国産食材を使用しております。